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野菜の栽培方法
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ピーマン・シシトウ

ピーマン・シシトウの栽培暦

栽培のポイント

  • 生育適温は22~30℃である。早植えは避ける。
  • 耕土が深く、水はけのよい、よく肥えたほ場を選定する。
  • ナスに比べて浅根性であるため、土づくりを徹底し、過湿と過乾燥させない管理を心がける。
  • ナス科作物を3~4年栽培したことのないほ場を選定する。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗

種子からの育苗は、温床準備、育苗労力を要するため、購入苗を利用する(播種する場合はナスの頁を参照)。  小さい苗を購入した場合は、大鉢に移しかえ、保温・かん水管理を徹底し成苗に仕上げてから定植する。

2.畑の準備

連作を避け、土づくりと排水対策を行ったほ場を選定する。

1aあたり完熟たい肥200kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを定植の1ヶ月以上前に全面散布し耕うんしておく。

定植の2週間前に、野菜いちばん15kg、過燐酸石灰(粒)2kgを散布し畝を作る。

畝幅は、1条植えの場合は90cm、2条植えの場合は1.5mとする。

水田では30cm以上の高畝にしておく。土壌水分と地温を確保するため黒マルチする(表)。

表 栽植密度

 畝幅、株間栽植本数
2条植え畝幅 150cm×株間 千鳥植え220本/1a
1条植え畝幅 90cm×株間185本/1a

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 追肥は、S604を1~2kg/回を目安に、 適宜施肥する。
野菜いちばん15 
過燐酸石灰(粒)2 
S604 12

3.定植

晴天の午前中に表1の栽植密度で浅植えする。

定植後は十分かん水し、土のはね返り防止に切りわらをうすく散布する。

倒伏を防ぐため仮支柱を設置する(図)。

4.かん水、追肥

盛夏期には畝間かん水を行い、水をためないように注意する。

畝間かん水は温度の低い時間帯に行う。

追肥は、定植1ヶ月後にS604を1~2kg施し、その後、肥料切れさせないように、樹の状態を見ながら2週間おきに同量追肥する。

5.整枝、誘引

第1果着果節位から下の側枝は摘除する。

花ごとに枝分かれするので、2番花のところで4本の枝となる。

その枝を基本的な主枝とし支柱に誘引し、主枝以外の側枝も数本残しながら盃状に仕立てていく。

生育が進み、茎葉が込み合ってきたら、込み合う内部の枝を間引き、日がよくあたり、風通しがよいようにする。

6.その他管理

降雨に対しては排水溝を整備し速やかな排水に努める。

台風後は、損傷果、不良果は早めに取り除く。

梅雨明け後は、地温上昇を防ぐため、黒マルチを取り除き、わらを敷く。

7.収穫調整

ピーマン

中型種は1果25~30g、大型種は100~150g程度に肥大したものから収穫する。

収穫初期は、やや若どりして株の充実をはかる。

シシトウ

開花後20~25日を目安に、とり遅れないように収穫する。

次々と着果するため、収穫しないでおくと果実の曲がりなどが発生し、樹勢が弱るので注意する。

病害虫対策

ピーマン(パプリカも含む)は、「ピーマン」に登録がある農薬で、ししとうは「トウガラシ類」もしくは「ししとう」に登録がある農薬を使用する。

甘長とうがらしは「トウガラシ類」もしくは「甘長とうがらし」に登録がある農薬を使用する。

病気

モザイク病、疫病が発生する。モザイク病対策はアブラムシ類の飛来を防ぐ。

疫病の対策はナス科、ウリ科作物の連作を避け、多湿にならないように管理するとともに、敷わらを十分に行って病原菌のはね上がりを防ぐ。

害虫

アブラムシ類が発生するため忌避作用のあるシルバーテープなどを利用し発生を抑える。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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