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農作物

野菜の栽培方法
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ニラ

ニラの栽培暦

栽培のポイント

  • 長期間栽培するので、深耕して根張りをよくする。
  • 株疲れさせないように、収穫は年1~2回とする。
  • 年2回の追肥を行い、勢いよく育てる。
  • 夏期にはかん水を十分に行い乾燥させないようにする。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗

(1) 育苗の準備

植え付け面積の1/10程度の育苗床を準備する。

播種10日前に、1平方メートルあたり完熟たい肥3kg、炭酸苦土石灰(粒)100g、野菜いちばん150gを施し、よく耕うんして床を作る。

(2) 播種

1.0~1.5dlの種を準備し、水に1昼夜漬けた後、陰干しして水気をとっておく。

育苗床に9cm間隔にまき溝を作ってスジまきし、5mm程度の土をかぶせ、十分にかん水する。

さらに、発芽まで乾燥しないように新聞紙、切りわらなどで表面を覆う。

(3) 播種後の手入れ

10~20日で発芽するので発芽をみたらすぐに新聞紙を取り除く。

5cmくらいに伸びたころに2cm間隔で間引く。

梅雨明け後は乾燥防止のために敷わらとかん水を行い、葉色が薄くなったら液肥を1~2回施す。

2.畑の準備

定植1ヶ月前までに1aあたり完熟たい肥300kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを施用し、根がよく張るように深耕する。

定植2週間前に野菜いちばん20kgを施用し、耕うんして幅120cmの畝を作る。

定植10日後くらいに野菜いちばん5kgを畝の中央に施用する。

定植2年目以降は4月と9月の年2回、1aあたり野菜いちばん15kgを畝の両肩に施用する。

また2回目の施用時には1aあたり完熟たい肥200kgを同時に施用する。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 2年目以降は4月と9月にぞれぞれ15 kgずつ分施する。
野菜いちばん2530

3.定植

苗は丈40cm程度で2~3本に株が張ったものを用い、定植前に草丈25~30cmに葉先を切りそろえておく。

畝に条間30cm、深さ10cmの植え溝を2本作り、苗を4~5本ずつ束ねて25~30cm間隔に定植する(図)。

3~4年目の株を株分けする場合は、4月か9月に株を掘り上げて4~5本ずつ株を切り離して植える。


4.中耕、土寄せ

定植後25~30日ごろに1~2回中耕と土寄せを行う。

根が浅く地表に伸びているので、傷めないように軽く行う。

2年目以降は4月と9月の追肥に併せて行う。

5.かん水、敷わら

根が浅く乾燥の影響を受けやすいので、乾きすぎるようならかん水を行う。

また、11月下旬に敷わらを行い、寒さや乾燥から根を守る。

6.花蕾の摘みとり

7~8月になると花茎がとう立ちしてくるが、花を咲かせると株が弱るので早めに摘みとる。

7.収穫

植え付け翌年の4月~10月まで収穫できる。

収穫20~30日前に地上部を刈り取って掃除する(捨て刈り)。

その後、刈り跡から新しい葉が出てくるので、葉数3~4枚、草丈20~25cmのころに収穫する。

夏は収穫が遅れると葉が硬くなるので、遅れないようにする。

また、葉ニラは収穫回数が多いと株が弱るため、収穫は年1~2回とし、その後は株を休ませることが大切である。

病害虫対策

病気

4~5月に白斑葉枯病、8月下旬~10月にさび病が発生する。

発病葉をみつけ次第とり除き、直ちに薬剤散布を行う。

また、ほ場の排水をよくし、肥料を過剰に施用しないことも大切である。

害虫

春と秋にアブラムシ類、ネダニ類が発生する。

アブラムシ類は発生初期から薬剤散布する。

また、シルバーマルチなどを設置して害虫の飛来を防ぐのも有効である。

ネダニ類は薬剤を土壌かん注し、発生地には連作しないようにする。

また、ネダニ類は肥料が多いほ場で発生しやすいので、適切な肥培管理を行う。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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