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野菜の栽培方法
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ソラマメ

ソラマメの栽培暦

栽培のポイント

  • 根が浅いことから有機質に富み通気性、排水性、保水性に優れた土壌が適している。
  • 湿害に弱いため排水対策を徹底する。
  • 酸性土壌に弱いためpHの矯正を行う必要がある。
  • マメ類の中ではいや地現象が強く現れるので連作は避ける。
  • 発芽の適温は20℃前後で、生育と結莢の適温は16~20℃。5℃以下では花粉が発芽しなくなるので結実不良となり、20℃以上では生育が衰える。
  • 幼苗は低温に強いが、早春の若い茎葉は軽い霜でも低温障害を受ける。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗床の準備

本ぽ1aあたり2平方メートルの育苗床が必要となる。

苗床は、肥料分が少ない砂壌土を幅1.2m、高さ10cmに盛土する。

この時、1平方メートルあたり完熟たい肥1kgを土に混ぜておくと土壌を適湿に保つのによい。

また、苗床周辺に排水溝を掘っておく。

2.播種、育苗

一寸系の品種は環境条件が悪いと発芽が悪く、欠株を生じやすいので短期育苗により定植した方がよい。

発芽率を高く、斉一に発芽させるために種子を24~28時間浸漬し、ぬれむしろなどで12時間くらい覆ってから播種する。

種子は1aあたり1Lを準備し、種子間隔6cm×6cmに種子のへそ(おはぐろ)部分が上向きにならないように播種する。

ポット育苗の場合は9cm径のポットを使う。

播種後は、乾燥しないように不織布などで覆う。

3.苗床の管理

播種後7~8日で発芽を始めるので、不織布などを取り除く。

苗床が乾燥する時は適宜かん水する。

4.畑の準備

定植1ヶ月前までに1aあたり完熟たい肥200kg、炭酸苦土石灰(粒)15kgを全面施用し耕うんし、定植10日前までに基肥を施用する。

畝幅は、1条では1~1.2m畝で、2条植えでは1.8mとする。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)15 追肥は土寄せ時に分けて施す。
野菜いちばん10 
過燐酸石灰(粒)2 
S604 1.5

5.定植

育苗期間は20日前後で、地床の場合は早めに定植を行い、植え痛みを少なくする。

ポット育苗の場合は、本葉2枚ごろに定植する。

これより大きくなると、植え痛みしやすくなり収量低下につながるので遅れないようにする。

栽植密度は、1条で株間40cm程度、2条植えで株間50cmの千鳥植えとする。

6.定植後の管理(中耕、土寄せ、除けつ)

2月中旬には、中耕、追肥、除草を行い、株元に土寄せをして倒伏を防止する。

さらに乾燥防止のため、完熟たい肥または切りわらを畝の上に散布する。

自然に放任すると1株から12~13本の分枝が順次出て、枝が混み合って通風、採光が悪くなり、落花の原因になる。

そこで、4月以降発生する弱い枝は取り除き収量の最も高い1株9本の茎数にする。

7.収穫調整

若どりは避け、莢が十分肥大して、莢の着生角度が図のように水平かやや下垂してきたものから5~6回に分けて順次収穫する。


病害虫対策

病気

赤色斑点病は、3~5月に降雨が多い時に発生が多くなるので、ほ場の排水対策をはかる。

肥料切れでも発生が助長するため適切な肥培管理を行う。

害虫

アブラムシ類の発生によりウイルス病が発生しやすいので、少発生の時期に徹底防除を行う。

また、ウイルス感染株は早めに抜き取りほ場外に持ち出す 。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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