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スイートコーン

スイートコーンの栽培暦

栽培のポイント

  • 完熟たい肥を多く投入し、深く耕す。
  • 害虫防除を確実に行う。
  • 肥料を吸う力が強く、比較的高塩類土壌でもよく育つ。
  • 飼料用トウモロコシからは、最低でも200~300m以上遠ざける。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.畑の準備

飼料用トウモロコシなどの甘くない品種の花粉と交雑すると、糖度が極端に低下して商品価値を失う「キセニア」が生じるので、近くに飼料用トウモロコシなどがない畑を選ぶ。

前作終了後に、1aあたり完熟たい肥300kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを全面にまき、できるだけ深く耕しておく。

播種10日程前に基肥を施し、通路60cm、幅90cm、高さ10~20cm程度の畝を作る。

降雨またはかん水後の適湿時にマルチを張り、地温を高めておくとよい。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 マルチ栽培は10~15%減とする。無マルチ栽 培では全量の半量を全層、残りを播種後1ヶ月までに追肥する。マルチ栽培では草丈50cm ころにマルチを除去して追肥する。
野菜いちばん15 
過燐酸石灰(粒)7 
S604 8

2.播種

1aあたり500mlの種子を用意する。

古い種子は発芽率が低いので、新しいものを用いる。

株間30cm、条間50~60cmの2条まきとし、1ヶ所に3粒ずつ、深さ3cmくらいに播種する。

マルチ設置後、マルチを直径10cmほど丸く切り取ってから播種する(図1)。

3.間引き

本葉4枚ころに、生育の良い株を1ヶ所1本残し、不要なものはハサミなどで株元から切り取る。

また、欠株部は、本葉2枚までに他の株から丁寧に掘り取って補植するか、あらかじめ育苗しておいた苗を補植する。

4.追肥、土寄せ

追肥は、草丈50cmころにマルチを除去して行う。

同時に、肥料効果を高めるためと、倒伏を防ぐために、株元に5cm程度の土寄せをする。

5.分けつの管理

株元から出る芽(分けつ)は、取り除かない方が増収効果があり、省力的である。

しかし、芽が大きくなりすぎて光の通りが悪くなるようであったり、雌穂が着生すれば取り除いた方がよい。

6.かん水

生育中の全期間乾燥に弱く、開花、成熟前後の乾燥は収量に大きく影響するので、土が乾かないようにかん水する。

ただし、過湿条件下では根の発達が悪く、生育が劣るので、過度のかん水は不要である。

7.除房

通常雌穂は1株に2~3本できる。

絹糸が見え始めたころ、最も大きくなる最上部の雌穂を1本残し、他のものは早めに取り除く(図2)。

8.収穫

収穫適期幅は狭く、早すぎても遅すぎても品質が劣る。

目安は、絹糸が出た後20~25日後で、絹糸が黒褐色に変化したものを収穫する。

気温の低い早朝に収穫するのがよい。

病害虫対策

病気

ごま葉枯病、斑点病、黒穂病などが発生することがあるが、被害はほとんど問題にならない。

害虫

アワノメイガ、イネヨトウ、アブラムシ類が発生する。

アワノメイガは、雄穂が出揃った時期に5%、その後7~15日後に25%、さらに7~10日後に全部の雄穂を切り取り、生息する幼虫を処分する。

アワノメイガ、イネヨトウの被害株は早めに切り取って処分するとともに、薬剤散布する。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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