HOME ≫ 営農情報 ≫ 野菜の栽培方法 ≫ ショウガ

農作物

野菜の栽培方法
前へ

シュンギク


ショウガ

ショウガの栽培暦

栽培のポイント

  • 連作すると腐敗病が出るので、3~4年は休栽する。
  • 高温・多湿を好むが、過湿を嫌うため排水良好な畑を選ぶ。
  • 乾燥すると生育が悪くなるので、こまめにかん水する。
  • よい種ショウガを選んで定植する。

♦適応地域

津山盆地、美作台地


栽培管理

1.種ショウガの選定、準備

種ショウガは無病のもので、鮮黄色でつやがあり、肉づきがよく、しまりのよいものを選ぶ。

1aあたり70~80kg準備し、一片を120~150gに分割して陰干ししておく。

2.畑の準備

2月ころから、1aあたり完熟たい肥300kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを全面に施して深耕し、土づくりを十分に行っておく。

植え付けの2週間前に基肥を施して耕うんし、幅60cmの畝を作り、整地する。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 追肥は6月上旬ころ、8月中旬ころの2回に分けて施す。
野菜いちばん20 
過燐酸石灰(粒)2 
S604 6

3.定植

畑が乾燥している場合はあらかじめかん水しておく。

植え付けは、4月中旬以降の寒害のおそれがなくなってから行う。

7cmの深さに溝を掘り、株間25cmで植え付ける(図1)。

4.かん水

ショウガは乾燥に弱く、畑が乾燥すると根茎の肥大が著しく損なわれる。

朝、夕の低温時に、毎日チューブかん水するか、畝間かん水する。

長時間畝間に水がたまると根腐れが出やすいので、排水も徹底して行う。

5.土寄せ

土寄せは、根茎の肥大と品質向上のために重要であるが、一度に強く行うと逆効果となる。

芽が2本出たときと、4~5本出たときを目安にそれぞれ厚さ3~4cmずつ、2~3回に分けて行う。

6.追肥

追肥は6月上旬ごろ、8月中旬ごろの2回に分けて施す。

遅い時期の追肥は貯蔵性の低下につながるので行わない。

土寄せと同時に行うと省力的である。

7.敷わら

乾燥を防ぐために敷わらをする。

特に乾燥しやすい畑では厚めに敷く(図2)。

梅雨明けを目安に、土寄せ後に行うとよい。

8.収穫

収穫は10月上旬~11月上旬の晴天日に行う。

降霜により低温障害を受けるため、それまでに収穫を終了する。

9.貯蔵

貯蔵用ショウガの場合、掘り取り後2~3日間、直射日光が当たらないようにわらなどで覆って乾燥させる。

深さ2m以上の縦穴を掘り、15cmくらいの厚さにショウガを積み重ねる。

その上に、砂や山土を10cm程度積み、これを繰り返す。積み終わったら、もみがらなどを15~20cmの厚さに積み、ビニールトンネルなどで覆って雨水の浸入を防ぐ。

貯蔵適温は14~16℃、湿度は90~95%である。

18℃以上では発芽し、13℃以下では腐敗するので注意する。

病害虫対策

病気

根茎腐敗病、腐敗病、紋枯病が発生する。

根茎腐敗病の対策は、連作を避けて健全な種ショウガを植え付け、必要以上のかん水、窒素肥料を控える。腐敗病の対策は、カリ肥料を十分に施して丈夫に育て、被害株は見つけ次第とり除く。

紋枯病の対策は、肥切れさせないこと、敷わらを株元に密着させないことである。

害虫

アワノメイガ、ハスモンヨトウ、センチュウ類が発生する。

アワノメイガの対策は、7月中旬以降、発見次第農薬散布する。

ハスモンヨトウの対策は幼齢期に防除を徹底する。

センチュウ類の対策は、土壌消毒をしてから植え付ける。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


前へ

シュンギク



このページの先頭へ