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野菜の栽培方法
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シュンギク

シュンギクの栽培暦

栽培のポイント

  • 好光性種子で、生育適温は15~20℃、耐寒性は強く0℃でも凍害を受けないため露地栽培も可能だが、冬期にはトンネルでの防寒が必要。
  • 乾燥に弱いので、こまめにかん水する。
  • 出荷先のニーズにあった系統を選ぶ。
  • 自家採種による優良系統の選抜を行う。

♦適応地域

春まき:津山盆地、美作台地

秋まき:全域


栽培管理

抜きとり栽培、摘みとり栽培のどちらでもよいが、ここでは摘みとり栽培について記述する。

1.播種、育苗

(1) 育苗床の準備

育苗床は本ぽ1aあたり6~8平方メートル程度準備し、120cm幅の短冊床とする。

(2) 播種

種子は前年に採種した古種子を1aあたり50ml準備する。

新種子は休眠が覚醒していないため、特に8月に播種する場合は古種子を必ず利用する。

べと病、炭そ病対策として、55℃の温湯に10分間浸漬後、直ちに冷却し、播種または催芽する。

10cm間隔に横溝を切り、薄くスジまきする。

好光性種子であるため、種子が隠れる程度に軽く覆土する。

(3) 間引き・中耕

本葉1~2枚時に密生部を間引き、条間を中耕する。

2.畑の準備

日あたりのよい排水対策を行ったほ場を選び、定植の1ヶ月以上前に1aあたり完熟たい肥300kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを全面散布し耕うんしておく。

定植の2週間前に野菜いちばん18kg、過燐酸石灰(粒)3kgを施用し、幅1.5mの畝を立てる。

水田に作付けする場合は、20~30cmの高畝とし、畝の両端には排水対策として溝を深く切る。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 追肥は、1~2kg/回を目安に、適宜施肥する。
野菜いちばん18 
過燐酸石灰(粒)3 
S604 6

3.定植

本葉4葉期(育苗日数20~25日)に定植する。

1畝に5条とし、条間、株間ともに15~20cmとする。

4.防寒対策

トンネル被覆を行い日中は20℃を目標に管理し、25℃以上にしないよう換気に努める。

夜温は5~6℃以下にならないように保温する。

5.かん水

かん水チューブ、かん水ノズル等で散水し、適湿に保つ。

かん水作業は晴天日の午前中に行い、夕方には茎葉が乾いている状態とする。

6.追肥

活着後、生育期に適宜追肥する。

また、摘みとり収穫後にも行う。

7.収穫調整

主枝の草丈が23~25cm程度になったら4節(本葉4枚)を残してハサミで摘みとる。

主枝を4節残して摘みとれば、1次分枝は4本発生してくる(図の2・3・4・5)。

分枝が20cm以上になったら、2葉を残して順次摘みとる。

この1次分枝収穫時が収穫のピークとなる。

各1次分枝からは、2本の2次分枝(図の6・8、7・9、10・12、11・13)を発生させるために順次2葉残して摘みとる。

以下同様であるが、全期間を通して1株で4~5回収穫が可能である。

8.採種

購入種子では、株による品質のばらつきが出やすいので、自家採種を行い優良品種を栽培する。

あらかじめ、生育が早く茎葉ともに大きく、分枝性の高い株を見つけておき、株あたり3~5花つけ、採種する。

病害虫対策

病気

炭疽病、べと病、菌核病が発生する。

肥料をやりすぎないように注意し、採光をよくして多湿にならないように管理する。

また、種子からのべと病、炭そ病の発生を軽減するために温湯消毒を行う。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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