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野菜の栽培方法
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キュウリ

キュウリの栽培暦

栽培のポイント

  • 過湿に弱いので、排水対策を徹底する。
  • 根の分布が浅いので、敷わらをして夏場の乾燥を防止する。
  • 草勢を低下させないように適切なかん水、追肥を行う。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.畑の選定

日あたり、排水がよく、かん水ができるほ場を選ぶ。キュウリの根は酸素を好むので、排水が悪い場合はカヤ、落ち葉などの粗大有機物を施用し、深く耕し、高畝とする。

2.畑の準備

定植1ヶ月前までに1aあたり完熟たい肥300kg、炭酸苦土石灰(粒)15kgを施し、よく耕うんしておく。

肥料は基肥に野菜いちばん20kgを使用し、収穫始めからS604で追肥を行う。

追肥は10~15日間隔で行い、1回につき2kgを、畝肩や通路に施す。

肥料が効きやすいようにかん水とあわせて行う。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)15 追肥は収穫始めから2kg/回を10~15日おきに3~5回分施する。
野菜いちばん20 
S604 6~10

3.畝立て、支柱立て

土がよく乾いていて、細かくなるときに幅1.5~2.0mで畝立てし、支柱を図1のように立てる。

この時、黒のポリフィルムで畝をマルチングすると、地温上昇や雑草抑制になる。

4.播種、定植

直まきの場合は、株間40~50cmとし、1ヶ所に3粒まき、厚さ1cmの覆土をする。

その後、乾燥や土のはね返り防止のため、切りわらを敷いて十分にかん水する。

発芽したら間引いて1ヶ所2本とし、本葉4~5枚の時に1ヶ所1本にする。

苗を定植する場合は、本葉3~3.5枚の苗を用い、株間50~60cmで植え付ける。

活着をよくするために、植え穴に十分にかん水するか、一雨待ってから植え付け 、定植後1週間は毎日かん水する。


5.整枝、誘引

親づる1本仕立てとし、親づるの5節までに発生する子づるは取り除き、それより上の子づる、孫づるは1~2果つけ、その先1葉を残して摘心する。

また、親づるが支柱の上まで伸びてきたら摘心する(図2)。

伸びたつるは支柱にひもで固定する。

6.摘葉

茎葉が混んでくると採光が悪くなり、落花や不良果が生じるため、古くなった葉や病気で枯れた葉などは摘みとる。  ただし、一度に葉を摘みすぎると株が弱るので、摘葉は1株あたり1日1枚程度とする。

7.敷きわら、かん水

梅雨明け後は高温が続き乾燥するので、畝に敷わら、敷草を十分に行う。

かん水は梅雨明け後は2~3日に1回行い、1回のかん水量は1株3L程度とする。


病害虫対策

病気

病気は6~7月にうどんこ病、べと病、7~8月に褐斑病、炭疽病が発生する。

対策として薬剤を予防散布し、病気が発生したら7~10日おきに薬剤散布する。

また、べと病、褐斑病は肥料切れで発生しやすいので、適正な肥培管理を行う。

害虫

害虫は春と秋にアブラムシ類が飛来し、葉裏や新芽に寄生して汁液を吸う。

アブラムシ類はモザイク病のウイルスを伝染し、感染すると新葉や果実にモザイク症状を生じる。

対策として、定植時に粒剤を施用したり、発生初期に薬剤を散布してアブラムシ類を駆除する。

また、シルバーマルチ、シルバーテープなどを設置し、アブラムシ類の飛来を防ぐのも有効である。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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