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野菜の栽培方法
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カブ

カブの栽培暦

栽培のポイント

  • 発芽と生育の適温は15~20℃。花芽分化は13℃以下の低温で起こり、脱春化は17℃以上で起こる。
  • 根が浅いことから有機質に富み、通気性、排水性、保水性がよい土壌が適している。
  • 作型にあわせて品種を選ぶことが重要である。
  • 土中に障害物があったり、未熟な有機物があると岐根が増えるので注意する。
  • カブは葉が生育してから根が肥大するので、葉が間延びしないよう、間引きをこまめに行う。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.畑の準備

日あたりがよく、土づくりができている排水のよいほ場を選ぶ。

前年の秋に、1aあたり完熟たい肥200kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを全面散布し、よく混和しておく。

定植の2週間前に、野菜いちばん10kgを施用し、下表の「カブの播種方法」の栽植密度を参考にして畝を立てる。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 追肥は間引き時に施す。
小カブは全量基肥とするが、必要な場合は、追肥として液肥を少量施す。
野菜いちばん10 
S604 5

2.播種

種類別床幅通路株間播種
条数
大カブ100cm50cm40cm2条
中カブ90cm50cm30cm3条
小カブ130cm50cm14cm6条

表 カブの播種方法

カブの大きさに合わせ以下の表のとおりに、スジまきもしくは点まきする(表)。

土が乾燥している場合は事前によくかん水しておく。

播種後、切りわらを散布して乾燥や土のはね返りを防ぐ。


3.間引き

1回目は本葉2~3枚ころに行い2本にする。

2回目は本葉5~6枚ころに行い1本とする。

間引きが遅れると作業に時間がかかるようになるので、遅れないように注意する。

4.中耕、土寄せ、追肥

間引き後、株の倒伏や根部の曲がりを防ぐために株元に軽く中耕、土寄せを行う。

土寄せ時に、根部の肥大を促すために追肥も同時に行う。

小カブは全量基肥とするが、必要な場合は、液肥を少量施すとよい。

5.かん水

乾燥すると生育が遅れ、品質が低下するので、土の乾燥具合を見て適宜かん水する。

土が乾燥しすぎた時に大量のかん水をするなどして、急激に土壌水分が変化すると、根部が割れる「裂根」を生じやすくなるので、乾燥しないようにこまめにかん水する。

また、土壌水分をいつも適湿に保てるように、敷わらやマルチを利用するとよい。

6.収穫調整

収穫が遅れると根部にすが入るので注意する。

小カブで播種後30~40日(根茎5cm)、中カブで播種後40~60日(根茎10cm)、大カブで播種後60~80日で収穫する。

病害虫対策

病気

べと病、白さび病が発生しやすい。

耐病性品種を選び、アブラナ科野菜の連作を避ける。

また、間引きを徹底して風通しと採光をよくし、肥切れしないように適切な肥培管理を行う。

害虫

アブラムシ類、キスジノミハムシ、カブラハバチが発生しやすい。

アブラムシ類、キスジノミハムシは、シルバーマルチ、シルバーテープを利用することで成虫の飛び込みを軽減することができる。

また雑草が発生源となりやすいので、周囲の雑草防除に努める。

キスジノミハムシの成虫が多い場合は、粒剤散布では効果が上がらないので、液剤散布で成虫の密度を下げ、幼虫による被害を少なくする。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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