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野菜の栽培方法
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エダマメ

エダマメの栽培暦

栽培のポイント

  • 生育適温は25~28℃で、高温にはよく耐える。しかし、低温や霜に弱く、13℃以下の低温になると空莢が増える。
  • 莢着きが悪くなるので、開花期から結実期に乾燥させない。
  • 根には根粒菌が付着し、空気中の窒素を固定・利用するので、他の野菜ほど肥料を必要としない。肥料が多すぎると、徒長して着 莢率・結実率が低下するので注意する。
  • 発芽時のハトの食害に注意する。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗

エダマメ栽培には移植栽培と直まき栽培がある。

4月まきでは1aあたり400~500ml、5月以降の播種では300~400ml種子が必要である。

移植栽培では、育苗箱に土を深さ10cm程度入れ、これに6cm間隔のまき溝を作る。

2cm間隔で播種し、1~2cmの覆土をして十分かん水する。

発芽まで床面が乾燥しないように新聞紙をかけておく。

5~10日で発芽するので、発芽し始めたら新聞紙を取り除く。

2.畑の準備

連作地でない畑を選ぶ。播種または定植2週間前に、1aあたり完熟たい肥100kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを投入して耕うんし、1週間前に野菜いちばん5kg、過燐酸石灰(粒)4kgを施して幅1.2mの畝を作る。

肥料が多すぎると、茎葉が過繁茂になって莢が少なくなるので、前作の施肥残効が予想される時は、基肥は無肥料または少量施肥とし、生育状況に応じて追肥する。

マルチ被覆は適当な降雨後に行い、乾燥している場合はかん水を行った後に被覆する。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 マルチ栽培では施肥を2割削減する。
追肥は本葉3~4枚の時に30%、残りは開花揃い期に施す 。
野菜いちばん5 
過燐酸石灰(粒)4 
S604 3

3.播種、定植

移植栽培の定植苗は、播種後20日前後の本葉1.5枚程度(子葉の次に出る「初生葉」は含めない)が適期である。

畝幅1.2m、株間30cmの2条植えで、2本ずつ植える(図)。

定植は、温暖無風の日を選び、子葉の近くまで土に埋まるようにする。

直まきする場合は、1ヶ所に2粒ずつ、2cmくらいの深さに播種する。

発芽時にハトの食害を受けやすいので、播種後、寒冷しゃや不織布をべたがけしておく。

また、ハト害や発芽不良に備え、予備苗を育苗箱などに播種しておき、欠株が生じたときは本葉1枚ころまでに補植する。


4.中耕・土寄せ・追肥

定植20~25日後に除草を兼ねて1~2回中耕・土寄せする。

土寄せは台風などで倒伏するのを防ぎ、排水を良くするためにも必ず行う。

土寄せは追肥を兼ねて行う。

5.かん水

エダマメの根は浅根性のため乾燥に弱い。

特に開花期から結実期に乾燥すると落花しやすく、着莢率が低下するので、乾燥しないようにかん水する。

また、収穫間近になったらかん水量を多くし、子実の肥大をはかる。

6.収穫

開花後40~50日ごろから子実が肥大し、莢を押さえると子実が飛び出すころが収穫適期である。収穫期間は短く、7~10日間であるので過熟にならないうちに収穫する。収穫量が多いときは冷蔵庫で貯蔵する。

病害虫対策

病気

病気の発生はほとんどないが、モザイク病と白絹病が発生することがある。

モザイク病はアブラムシ類の飛来を防止する。

白絹病は、連作地や高温多湿下で発生しやすいので、連作、密植を避ける。

発病株は早めに取り除く。

害虫

カメムシ類、シンクイムシ類、ハスモンヨトウが発生しやすい。

カメムシ類は発生初期に、シンクイムシ類は莢ができ始めたころに薬剤防除する。

ハスモンヨトウは、ふ化幼虫が葉裏に群生して食害し、上位の葉が「白化葉」になる。

幼虫が大きくなると莢も食害するようになるので、発生初期を見逃さず、幼虫が群生している葉を切り取って処分する。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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