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イチゴ

イチゴの栽培暦

栽培のポイント

  • 根が浅く乾燥に弱いため、有機質に富んだ通気性、保水性のよい土壌を選ぶ。
  • pH6.0前後の弱酸性土壌が適する。
  • 定植は適期に行い、十分に根を張らせる。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗

(1) 親株の定植

親株定植1ヶ月前までに10平方メートルあたり完熟たい肥20kg、炭酸苦土石灰(粒)1kgを施用して耕うんし、2週間前に野菜いちばん1.2kgを施用し、幅2mの畝を立てておく。

5月下旬頃に親株を株間60cmで植え付け、十分かん水する。

その後は生育をみながらS604を300g追肥し、株元が白くならない程度にかん水する。

ランナーが発生してきたら、混みすぎたり交差しないように、一方向に整理する。

(2) 子苗の仮植

7月~9月上旬に親株から出た子苗を苗床に植え替える(仮植)。

仮植1ヶ月前までに10平方メートルあたり完熟たい肥30kg、炭酸苦土石灰(粒)1kgを施用して耕うんし、2週間前に野菜いちばんを500g、リンスター30を200g施用し、幅1.5mの畝を作る。

子苗は葉3~4枚の白根の多いものを選び、親株側のランナーを3cm残して切り、株を掘り上げる(図1)。

それを苗床に15 cm四方に植え付け、十分にかん水し寒冷しゃで遮光する。

活着後は寒冷しゃを取り除き苗床が乾かない程度に随時かん水する。

また、下葉かぎをして、葉は常時3~4枚にしておく。


2.畑の準備

定植1ヶ月前までに1aあたり完熟たい肥20kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを入れて耕しておく。

9月下旬に野菜いちばんを15kg、リンスター30を6kg全面に施し、幅1.2mの畝を作る。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10  
野菜いちばん155
リンスター306 

3.定植

10月上~中旬に定植し、株間は25~30cm、2条千鳥植えとする。(図2)

苗は株元に付いているランナーを内側に向けて植えると、花が外側に出てくるので管理しやすい。

深植えにならないように注意して植え付け、十分にかん水する。

4.追肥

トンネル栽培では12月中旬ころ、露地栽培では1月下旬ごろに野菜いちばん5kgを畝の中央に施す。


5.マルチング

果実の汚れ防止や雑草の発生を抑えるために、黒色ポリフィルムでマルチする。

トンネル栽培では1月中旬ごろ、露地栽培では2月下旬~3月上旬に行い、枯れ葉、わき芽を取り除き、一雨待つか十分にかん水してからマルチする。

その後、冬から春先にかけて畝が乾くようであればかん水する。

6.トンネルかけと温度管理

トンネル栽培では1月下旬~2月以降にトンネルをかけて保温する。

トンネル内の温度は開花し始めたら25℃、結実したら20~23℃、色づき始めたら18~22℃前後を目安とし、温度が上がりすぎないように換気する。

7.収穫

早朝に十分着色したものから収穫する。日中の収穫は果実が痛みやすいので避ける。

病害虫対策

病気

6~9月に萎黄病、3~5月にうどんこ病、灰色かび病が発生する。

萎黄病は発病株を見つけ次第、抜きとり処分する。

また菌が土に残るため発生畑では連作しない。

うどんこ病は育苗中に薬剤防除をしっかり行い、定植後は発病したら直ちに薬剤散布を行う。

灰色かび病は多湿で発生しやすいので十分に換気し、発病したら直ちに薬剤散布を行う。

害虫

春と秋にアブラムシ類が発生し、発生初期の薬剤防除が効果的である。

シルバーマルチ、シルバーテープなどを設置して害虫の飛来を防ぐのも有効である。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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