HOME ≫ 営農情報 ≫ 野菜の栽培方法 ≫ アスパラガス

農作物

野菜の栽培方法
前へ

青ネギ


アスパラガス

アスパラガスの栽培暦

栽培のポイント

  • 生育適温は15~20℃である。30℃以上では生育が衰え、5℃以下では休眠に入る。
  • 深根性のため、地下水位が低く、排水のよい土壌がよい。そのため、定植前の土づくりが重要(土壌の深耕による排水対策、完熟たい肥の投入による物理性の改善)である。
  • 土壌が乾燥すると生育が衰えるため、土壌はやや多湿状態で管理することが好ましい。
  • 病害予防のため薬剤散布を徹底する。

♦適応地域

全域(中国山地の一部を除く)


栽培管理

1.畑の準備

十分な管理を行えば、10年以上収穫できるので、定植前の土づくりは十分行う。

定植前年の秋から冬にかけて、30cm以上深耕し排水をよくする。

1aあたり完熟たい肥300 kg、炭酸苦土石灰(粒)10kgを散布してよく混和しておく。

翌春、過燐酸石灰(粒)10kgを施用し、幅2m、高さ30cm以上の畝を立て、畝面に野菜いちばん20kgを散布し軽く耕す。

2.1年目の管理

霜が降りる心配がなくなる4月下旬~5月上旬に、株間50cmで2条千鳥植えにする。

苗は、芽が3cm隠れる深さに植え付け、その後十分かん水する。

雑草対策として黒色ポリフィルムをマルチングして定植する(2年目の春までには取り除く)。

1年目は、株養成の年なので、収穫せずに全て立茎するが、8月中旬以降に伸びた茎、細すぎる茎、病茎は取り除く。また、かん水をこまめに行い、風通しをよくし病害虫防除を徹底する。 支柱を立ててネットやひもを張り、茎が倒伏しないようにする。冬に地上部が枯れたら刈り取る。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)10 追肥は6~9月の間に、2kg/回を3~5 回分施する 。
野菜いちばん30 
過燐酸石灰(粒)10 
S604 6~10

3.2年目以降の管理

3月に基肥を畝表面に施し、軽く混和する。

マルチとして完熟たい肥300kgを施用する。

春、萌芽してきた若茎は全て収穫する。

約1ヶ月収穫した後、立茎(収穫をやめ、親茎を立てる)をする。

太さ1cm程度の茎を1株あたり4~6本確保し、残りの若茎は収穫する。

図のように、下枝を取り除き、通風と採光をよくする。

また葉が完全に展開したら、高さ140㎝程度で先端を摘心する。摘心後に発生するわき芽は取り除く。

かん水をしっかり行い、収量にあわせて追肥を行う。

冬期地上部が黄化し、茎が枯れてから刈り取りを行いほ場外へ持ち出す。


4.収穫調整

若茎が25~28cmになったころ、ハサミで地際部から切りとる。

病害虫対策

生育を衰えさせないようにかん水と追肥を行う。また通風と採光のための枝管理を怠らない。

病気

茎枯病、斑点病が発生する。

茎枯病はアスパラガスの主要な病気である。

予防防除に努め、発病後は早期に茎を取り除く。

病原菌の越冬を 減らすため、茎を刈り取った後に畝面をバーナーで焼却する。

害虫

スリップス類、ジュウシホシクビナガハムシ、ヨトウムシ類が発生するので発生初期に防除する。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


前へ

青ネギ



このページの先頭へ