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果樹の栽培方法
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ユズの栽培暦

栽培のポイント

  • 放任すると、直立し、結実期が遅れる。作業性の確保と早期に成りくせをつけるために、誘引して樹を開張させる。
  • 隔年結果性が強いので、成り年には摘果を行う。
  • 寒い地域では、12~3月まで、わらなどで分厚く幹を覆う。

♦適応地域

全域(ただし、最低気温が-7℃を下回らない地域)


栽培管理

1.ほ場の準備

明きょ、暗きょを設置した排水のよいほ場が望ましい。

植え付け2ヶ月前に、完熟たい肥20kg程度を投入し、直径1m以上、深さ50㎝まで混和し、高さ30cm程度の盛り土を作る。

2.植え付け

3月下旬~4月上旬(発芽前)に、列間4m×株間4mで植え付ける。

水田転作園ではこれより広めに植える。

長く伸びた根や損傷部をとり除き、地上部は接ぎ木部から30㎝上で切り返す。

接ぎ木部は地上に出し、自根が出ないようにする。

植え付け後は十分なかん水を行い、根と土とを密着させる。

3.整枝せん定

植え付けから3年は、混んだ部分を間引く程度とし、樹冠を拡大する。

勢いがあり、異なる方向に伸びた枝を主枝候補として2~3本選ぶ。

誘引は、裂けやすいので、樹液がまわる4月以降に慎重に行う(図)。

成木になると、表年は「切り返しせん定」、裏年は「間引きせん定」を主体とし、結果量を調節する。

主枝・亜主枝の先端が結実過多になると、頭が下がり、樹勢が弱るので、先端はいつも切り返しを行い、毎年新梢を発生させる。

4.新梢管理

主枝・亜主枝背面から発生する新梢は小さいうちにとり除く。

強大となった背面の徒長枝は、樹姿を乱し作業性が悪くなるので、8月下旬から間引く。

大きい枝を夏期にせん定すると、樹勢が弱くなるので、せん定量に注意する。

5.結実管理

黄玉の収穫時に1果実当たり100枚の葉が必要となる。

7月の生理落果終了後、60枚に1果実(5~6枝に1果実)を基準に、主枝先端部や結実過多の部分から、傷果、奇形果、小玉果等の商品性の低い果実を中心に間引く。

6.収穫

11月くらいから、7~8部着色の時に収穫する。

収穫時のハサミやトゲによる傷は、貯蔵中の腐れにつながるため、果実は慎重に扱い、果皮に傷があるものは出荷しない。

7.土壌管理

若木時代は、草抑えと乾燥防止のための敷わらを行う。

植え付けから3年間は、乾燥が続く時にかん水が必要である。

収穫後、完熟たい肥(200kg/a)を株元に散布する。

8.施肥

施肥例(5~10年生)(kg/a)

肥料名基肥追肥(1)追肥(2)追肥(3)備考
S604(追肥) 2~2.52~2.53~3.8結実前の若木は5割減量、10年生以上は5割増量
果樹いちばん(基肥)5~6   

※元肥は収穫後または3月、追肥は、(1)6月、(2)8~9月、(3)10月下旬に施用

病害虫対策

病気

黒点病、貯蔵病害は発生前の予防散布を心掛ける。

主要害虫

開花期の訪花昆虫、夏期のハダニ類、ミカンサビダニ、カミキリムシ類、カイガラムシ類の被害があるのでよく観察し対処する。

カミキリムシ類は台木のカラタチ部に食入するので、見つけ次第捕殺し、根の周囲に雑草を繁茂させない。

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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