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花卉の栽培方法
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リンドウ

リンドウの栽培暦

栽培のポイント

  • 酸性土壌を好むので、石灰資材は施さない。
  • 連作してはならない。
  • 水田での栽培が適するが、長期間水がたまるのはよくない。
  • 定植1年目は9月中旬まで35%程度の遮光を行う。
  • 品種によって早晩性に違いがあり、品種の組みあわせにより7月~11月まで収穫可能。

♦適応地域

中国山地、美作台地(目安として年平均気温13℃以下の地域が望ましい)


栽培管理

1.1年目の管理

(1) 施肥・土づくり

1aに300kg程度の完熟たい肥を投入し、できるだけ深く耕うんしておく。

基肥は次の表を基準とし、定植の1週間前までに土に混ぜておく。

施肥例(1年目)(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
野菜いちばん12 1年目定植前

※追肥は適宜、液肥を使用する

(2) 定植

畝幅120cm(通路60cm)とし、白黒ダブルマルチを敷き、定植する(図)。

品種によっては2mくらいまで伸びるので、しっかりした支柱を立て、フラワーネットは3段張っておく。

定植後、遮光率35%程度の寒冷しゃなどで遮光、9月いっぱい設置の後、除去する。


(3) 冬期管理

地上部が枯れたら地際で刈りとり、畑の外に持ち出して処分する。

マルチに追肥するための窓をあけ、寒さよけのため敷わらをする。

2.2年目以降の管理

(1) 施肥

定植翌年以降は、次の表にしたがって施肥する。

施肥例(2年目以降)(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
野菜いちばん125基肥は3月。追肥は開花50日前

※追肥は適宜、液肥を使用する

(2) 芽整理

4月下旬から5月上旬までに芽の整理を行う。

株あたり15本以上の場合、15本程度に整理する。

30cm程度に伸びたら、8本程度を残して先端を摘みとる。

(3) フラワーネット上げ

生育にあわせてネットを上げる。

1番上の段は草丈の7~8割の高さにする。

3.収穫・出荷

朝夕の涼しい時間に手で折りとって収穫する。

頂花の蕾が色付き、筆状になったときが収穫適期。

できるだけ下葉を残すように収穫し、株に3本程度は収穫せずに残す。

収穫後は下葉をとり除いて水揚げする。

病害虫対策

病気 (1) 葉や花に斑点のできる病気

最もよくみられるのが葉枯病。

葉にうす茶色の病斑ができ、古い斑点には小さな黒い点々ができる。

褐斑病は7月以降発生が多くなり、葉枯病に比べて白っぽく見える。

花には花腐菌核病、灰色かび病が発生する。

多くは降雨後に被害が拡大する。

(2) 立ち枯れ性の病気(および害虫・害獣)

リンドウは立ち枯れることがあるが、その原因は様々である。

土壌病害のほか、地下部を食害する害虫・害獣によってもおこる。

害虫 (1) 花を加害する害虫

ハナバチ類、ミツバチ類などが花に被害を与える。

4mm目合いのネットで株を覆えば被害を防ぐことができる。

あまり目合いが小さいと株が蒸れて病気が増える。

(2) 葉や茎を加害する害虫

ハダニ類、スリップス類、アブラムシ類、蛾の幼虫(リンドウホソハマキ、ヨトウムシ類)などが発生する。

発生初期に防除する。

(3) 地下部を食害する害虫・害獣

モグラ類やコガネムシ類の幼虫、ネダニ類、クロバネキノコバエ類の食害によって枯死することもあり、食害によって病気の発生も増加する。

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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