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花卉の栽培方法
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ユリ

ユリの栽培暦

栽培のポイント

  • 比較的酸性土壌を好むので、石灰資材の多用は避ける。
  • よい球根を入手することが重要である。
  • 品種によって適正な球根サイズ、定植間隔が異なる。
  • 生育は球根の貯蔵養分に負うところが大きい。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.施肥・土づくり

比較的酸性土壌(pH5.5~6.0)を好む。

pHが高いと葉色が薄くなったりまだらになったりするので、極端な酸性土壌でない場合石灰資材は必要ない。

施肥は、次の表を基準とし、定植の1週間前までに土に混ぜておく。

春、萌芽してきたら追肥する。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
野菜いちばん104追肥は、春萌芽ごろ

2.定植

畝幅は150cm(通路50cm)程度とする。

ユリは出蕾後に倒れやすくなるので、あらかじめしっかりした支柱とフラワーネットを1段設置しておく。

定植は10月上旬から11月上旬に行い、植え付けの間隔は品種によって異なり、15~25cm間隔である。

植え付けの深さは球根の高さの2倍程度とし、球根の上下を間違えないように定植する。

定植後は乾燥防止のため敷わらする。

3.管理

定植以後、降雪や凍結があっても被害を受けることはほとんどない。

春になると萌芽してくるので、倒伏しないようフラワーネットを上げる。

高温期には葉や蕾が障害を受けることがある。

4.収穫・出荷

1番下の蕾が色づき始めたら収穫する。

開花すると商品性がなくなるので、注意する。

5.収穫後の管理

球根を再利用する場合は、以下の点に気を付ける。

葉の色がまだらになった株は、ウィルスに感染している疑いが強いので処分する。

開花期以降に球根が太るので、開花後もできるだけ葉が残るように努め、病害虫被害を防ぐ。

10~11月に球根を掘り上げ、病気や害虫のないことを確認し、分球している場合は丁寧に分け、球根消毒して直ちに定植する。

ユリの球根は乾燥させない。

病害虫対策

病気 (1) 葉に斑点のできる病気

葉枯病が問題になることが多い。

梅雨時期に最も発生しやすく、葉に円形または楕円形の病斑ができる。

発病後の防除は困難なので、予防に努める。

(2) ウイルス病

アブラムシ類が寄生することによってウイルス病に感染することがある。

葉や花色がまだらになったり奇形になったりする。

いったん感染すると治療できないので、アブラムシ類防除に努める。

害虫

アブラムシ類やユリクビナガハムシ(成虫は赤褐色、幼虫は自らの糞を背負った虫)などが発生するので、発生初期に防除する。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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