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農作物

花卉の栽培方法
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観賞用トウガラシ

観賞用トウガラシの栽培暦

栽培のポイント

  • 切り花が重く、葉かぎなどの出荷調整に手間がかかるが、栽培は容易である。
  • 生育適温は23~25℃で、低温下では発芽、生育が遅れる。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗

(1) 播種

発芽適温は25℃と高いので、ビニルでトンネルを作り、温床線や温床マット上に育苗箱を設置するのが望ましいが、播種時期が遅くなれば自然の温度でも発芽する。

5cm間隔でスジまきし、種が見えなくなる程度の覆土の後、十分かん水する。

(2) 育苗管理

過湿に注意する。

育苗中、薄めの液肥(1,000倍程度)を数回与える。

2.施肥・土づくり

定植1ヶ月前に1aあたり完熟たい肥200㎏、炭酸苦土石灰(粒)を施用し耕うんする。

土壌のpHは6.0~6.5が望ましい。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)15  
野菜いちばん123草丈20cm時

3.定植

(1) 定植

畝幅120cm(通路60cm)とする。

20cm角のフラワーネットを用い、条間40cm、株間20cmの2条植えとする。

結実期以降倒れやすくなるので、しっかりした支柱を設置する。

5月以降に定植する。

トウガラシは活着までに10日程度を要し、本葉8枚程度までに子葉を含む葉を傷めると、活着不良や枯死の原因になるので注意が必要である。

定植後の管理に自信がない場合は、ポリポットなどに仮植した後、本葉7~8枚になって定植する。

4.管理

(1) 追肥・土寄せ

草丈20cmころ株元から少し離して追肥し、除草を兼ねて土寄せを行う。

(2) 倒伏防止

生育に伴い、フラワーネットだけでは倒伏を防げないときは、必要に応じて支柱を増設したり、マイカー線などで補強する。

(3) 摘心・整枝

コニカル系とスモールハンズ系では摘心、整枝方法が異なる(図1)。

草丈20cm程度の時に摘心し、側枝の発生を促す。

側枝は株あたり5本程度に間引く。

コニカル系は茎上部から発生した側枝の伸長が悪いので、地際近くから発生する側枝を残す。


5.収穫・出荷

株ごと収穫・出荷してもよいが、枝の長さが確保できれば枝切りする。

果実の7割程度が色づいたら収穫する。

病害虫対策

病気

最も致命的なのは、梅雨時期以降発生が多くなる斑点細菌病である。

葉に斑点を生じ、進行すると軟化腐敗し、落葉する。雨滴伝染するため、マルチなどによって雨による土壌のはね返りを防ぐ。

その他、ウィルス性の病気や立枯性の病害が発生する。

害虫

アブラムシ類、スリップス類、茎に食入するメイガ類、葉や果実を食害するヨトウムシ類などの害虫被害がみられるので、発生初期に防除する。

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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