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農作物

花卉の栽培方法
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スターチス・シヌアータ

スターチス・シヌアータの栽培暦

栽培のポイント

  • スターチス・シヌアータを開花させるためには、一定期間低温にあわせなければならない。
  • 開花期の灰色かび病対策が重要である。
  • 土壌の排水性を高めておくとともに、開花期は水やりを控える。
  • 多肥栽培すると、花が咲きにくくなる。
  • 花持ちが非常によいため、鮮度保持剤の処理は必要ない。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗

(1) 播種

ピートモスやバーミキュライトあるいはピートモスとパーライトを1対1に混合した用土に播種し、種が見えなくなる程度の覆土の後、十分かん水する。

発芽適温は20℃前後であり、播種後3~5日くらいで発芽してくる。

(2) 育苗管理

発芽した苗の本葉が2~3枚展開したら、6~9cmのポリポットなどへ仮植する。

直根性の植物なので、仮植が遅れないように注意する。

過湿を嫌うが、ポリポットへの仮植後は比較的乾燥しやすく、育苗に悪影響を及ぼすので、乾き過ぎないように十分注意する。

仮植するまでは約1,000倍、仮植~定植までは約500倍の液肥を、週1回を目安に施肥する。

2.施肥・土づくり

定植1ヶ月前に1aあたり完熟たい肥200㎏、炭酸苦土石灰(粒)を施用し、耕うんする。

土壌のpHは6.0~6.5が望ましい。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)15  
野菜いちばん6 前作がある場合は基肥なし

3.定植

畝幅110cm(通路50cm程度)の畝を立て、15cm角のフラワーネットを設置しておく。

本葉が8~10枚になったら、定植時期になる。

定植間隔は条間30cm、株間30cmの2条植えとする(図1)。


4.管理

(1) かん水

植後、苗が活着したら、ほ場が過湿にならないよう注意する。

春になって花茎が伸長を開始したら、かん水を控えめにして、ほ場を乾燥気味に管理する。

ハウスによる保温、加温栽培が望ましい。

(2) 施肥

多肥栽培すると、花茎の本数が減り、軟弱になるため注意する。

5.収穫・出荷

開花後、花茎を振ったときに、「かさかさ」と音がすれば、収穫適期である。

早く収穫すると、水揚げが非常に悪くなるので、注意する。

病害虫対策

病気

灰色かび病は最も問題になる病気である。

冬期に、ほ場の過湿によって株枯れが発生する。

収穫期には、花への被害が多い。

かん水を控え、ほ場を乾燥気味に管理するとともに、換気を十分に行い、過湿にならないよう注意する。

被害部位はほ場外へ早急に持ち出し、処分する。

害虫

アブラムシ類が発生し、ウイルス病を媒介する。

発生初期に防除する。

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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