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花卉の栽培方法
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サクラ

サクラの栽培暦

栽培のポイント

  • 促成栽培で開花させるためには、12月下旬から1月上旬まで低温にあわせる必要がある。
  • ヒガンザクラは標高の高い地域で枝の形状がよく、また、休眠が破れる時期が早い。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.施肥・土づくり

定植時に、直径、深さとも50~60cmの植え穴を掘り、完熟たい肥を20~30リットル、アラジン444を50~100g施用し、土と混和する。

追肥は生育に応じて施肥する。

幼木期は、施肥量を3~4割削減する。

なお、切り枝を行った年は十分に施肥し、その翌年は生育の状況を応じた施肥する。

収穫年には窒素を少なくして、リン酸、カリを多くし、7月ごろから枝が徒長しないような管理を心がける。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
アラジン44410適宜 

2.定植

3月上旬ごろに、耕土が深く、排水、日照、通風のよいほ場へ、ヒガンザクラ2m×2m、ケイオウザクラ2m×1.5mの間隔に、根に直接肥料が付かないように定植する。

肥料分が少ない場所に定植する場合、完熟たい肥の投入や定植時に十分施肥を行い、初期生育を旺盛にするよう留意する。

3.管理

切り枝開始まで、雑草防除、乾燥防止に留意する。

特に、夏期には樹冠の下の雑草を必ず除去し、稲わらなどでマルチする。

樹勢が強く、直立した枝は花付きが悪くなる。

収穫する年には7月ころから窒素肥料の肥効が弱まるような肥培管理をする。

4.収穫・出荷

(1) 切り枝

ケイオウザクラやヒガンザクラは3~4年養成した花芽の着きがよい株を株もとから切り枝する。

ただし、ソメイヨシノは、花着きのよい枝を間引き切り枝を行い、切り口には、枯れ込まないように殺菌剤を塗布する。

(2) 水管理

水揚げは、水槽か桶に枝を挿して行う。

水の交換は雑菌の繁殖具合によるが、おおむね5日に1回の割合で実施する。

(3) 水管理(ふかし)

ふかしを行う場所は、夜間10~15℃、日中20~25℃を保つことができ、湿度も保持できる所がよい。

そのため、ビニールの二重被覆や遮光をする工夫が必要である。

早く咲かせるために高温にすると花色が薄くなる。

入室直後はやや高めでもよいが、花蕾が見え始めてからは、高温になり過ぎないように換気をする。

枝や蕾が乾燥しないように注意し、適宜、枝や蕾に散水する。

花の色を着けるために日中は十分に日光をあてる必要がある。

促成日数は1月入室で概ね3週間程度、2月入室で2週間程度である。

(4) 出荷適期

2~3分咲き状態になったら出荷適期である。

(5) 束づくり

切り取った枝は花芽の付いていない枝や枯れ枝を取り除き、70~130cm程度の長さに調整する。

病害虫対策

病気

てんぐ巣病が問題になる。

枝の一部がふくれてこぶ状となり、そこから小さな枝が無数に出て、ほうきのようになる。

落葉期に病枝を見つけやすいので、付け根から取り除き、切り口に癒合剤を塗布する。

害虫

コスカシバが樹勢の弱った木に発生しやすいので、樹勢の維持に努める。

発生を確認したら、防除を実施する。

また、アブラムシ類やアメリカシロヒトリも発生することがあるので、早期に防除する。

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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