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農作物

花卉の栽培方法
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グラジオラス

グラジオラスの栽培暦

栽培のポイント

  • 病害虫のない球根を選ぶ。
  • 連作をしない。他の品目と輪作や田畑輪換を行うことが望ましい。
  • 排水がよく、日あたりのよいほ場を選ぶ。
  • 木子の球根養成をすれば種苗費を軽減できる。
  • 比較的栽培が容易で、作型の組み合わせにより長期出荷が可能な品目である。
  • 労働力は比較的少ないが、球根の植え付けと収穫調整に労力が集中する。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.施肥・土づくり

定植1ヶ月前に1aあたり完熟たい肥200㎏、炭酸苦土石灰(粒)を施用し、深く耕うんする。

土壌のpHは6.0~6.5が望ましい。

排水のよい土壌が適している。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)15 追肥は本葉2枚のころ
野菜いちばん124 

2.定植

(1) 球根の準備

大きな球根ほど開花率、切り花品質が高い。

抑制栽培では、球根の消耗が激しいので大球を用いる。

植え付けが遅くなるほど、大球を使用するようにする。

(2) 定植

畝幅150cm(通路50~60cm)の畝を立てておく。

あらかじめ15cm角6目のフラワーネットを1段張っておく。

1目に1球ずつ植え付ける。

植え付け後、球根の上に覆土を3~5cm行い、むらのないよう十分にかん水する。

3.管理

(1) 敷わら

乾燥と雑草防止を兼ねて、敷わらを行う。

(2) ネットの引き上げ

生育にあわせて草丈の3分の2の高さになるようにフラワーネットを上げる。

4.収穫・出荷

夏期は、花茎の一番下の蕾がわずかに色付いたころに収穫する。

秋期は、1~2輪が色付いたころに収穫する。

収穫は、根ごと引き抜き、収穫後は球根部分を包丁などでカットし、上の葉を4枚残して切りとり、水揚げする。

5.収穫後の管理

球根の掘り上げは降霜前の9月下旬~10月上中旬に行う。

病害虫対策

病気

病害では、ボトリチス病、赤斑病、首腐病、ウィルス病が発生する。

健全な球根を用いる、連作をさける、窒素肥料をやりすぎない、密植にしない、排水をよくする、残渣を適正に処理するなど発生を回避する耕種的防除を心がける。

アブラムシ類が寄生することによってウィルス病に感染することがある。

葉や花色がまだらになったり奇形になったりする。いったん感染すると治療できないので、アブラムシ類防除に努める。

害虫

スリップス類の防除は球根の浸漬処理を行い、定植することで軽減できる。

気象条件が高温乾燥気味に推移すると、発生しやすい。

1世代の期間が短く、繁殖が早いので、ほ場内のグラジオラスをよく確認し、早期発見に努め、防除する場合は、かけ残しがないように注意する。

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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