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農作物

花卉の栽培方法

アスター

アスターの栽培暦

栽培のポイント

  • 連作を嫌うので、1度栽培したほ場は5年間作付けしない。
  • 排水のよいほ場を選ぶ。
  • 露地の普通栽培で、おおむね盆出荷が可能。
  • 根が浅く、過湿にも乾燥にも弱い。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.育苗

(1) 播種

ビニルでトンネルを作り、温床線か温床マット上に育苗箱を設置し、地温15℃を確保できるようにする。

日中の晴天時はトンネル内の温度が高くなるので、25℃をこえないように換気する。

土壌病害に弱いため、育苗には消毒済みの土を用いる。

5cm間隔でスジまきし、種が見えなくなる程度の覆土の後、十分かん水する。

(2) 育苗管理

発芽後、夜間は保温に努めるが、温床は必ずしも必要ない。

苗の生長に応じ、葉が重ならない程度に間引きを行う。

最終的には株間5cm程度にする。

播種後、20~30日(本葉4~6枚)で定植する。

定植予定の1週間前からは、夜間の保温をやめ、徐々に外気に慣らしておく。

2.施肥・土づくり

定植1ヶ月前に1aあたり完熟たい肥200㎏、炭酸苦土石灰(粒)を施用し耕うんする。

土壌のpHは6.0~7.0が望ましく、低いと土壌病害が発生しやすくなる。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
炭酸苦土石灰(粒)20  
野菜いちばん12  
S604 3.5草丈15~20cm時

3.定植

畝幅120cm(通路60cm)とする。

アスターは出蕾後倒れやすくなるので、15cm角のフラワーネットを設置する(図)。

フラワーネットの目にあわせて丁寧に定植する。

密植すると、生長に伴い、生育差が大きくなり、病害も発生しやすくなるので、4条植えを基準とする。


4.管理

草丈20cmころ、株元から少し離して追肥し、除草を兼ねて土寄せを行う。

フラワーネットをアスターが倒れないよう、生育に応じて徐々に上げていく。

出蕾してきたら、最初にできた蕾を小さいうちに摘みとる。摘みとりが遅れると、花姿が乱れる。

5.収穫・出荷

3~4輪が開花したら切り花する。

病害虫対策

病気 (1) 立枯性の病気

最も被害が大きいのは萎ちょう病である。

連作すると発生する危険が高くなるので、1度作付けたほ場には5年間作付けしない。

酸性土壌、過湿で発病が多くなるので対策をとっておく。

松本系の品種は比較的萎ちょう病の発生が少ない。

(2) 葉に発生する病気

葉に発生する病気は斑点病、灰色かび病などいくつかある。

風雨にさらされると、葉の病気が増えるので、予防に努める。

害虫

アブラムシ類、ハモグリバエ類、ハダニ類、茎に食入するメイガ類、葉や花を食害するヨトウムシ類などの害虫被害がみられるので、発生初期に防除する。

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター




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