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作物の栽培方法
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白大豆

白大豆の栽培暦

栽培のポイント

  • 排水良好で、有機質に富むほ場を選定する。
  • 完熟たい肥や土づくり資材の投入により土づくりを行う。
  • 湿害に弱いので、明きょ、暗きょ、排水溝の設置など排水対策を徹底する。
  • 病害虫により収量・品質が低下しやすので適期防除に努める。

♦適応地域

全域


栽培管理

1.土づくり・ほ場の準備

地力向上のため、完熟たい肥を1aあたり100~200kg施用する。

また、土壌pHを矯正するため、炭酸苦土石灰(粒)を1aあたり10kg施用する。

特に、連作している場合は、連作障害が出やすいので、深耕や土づくりに心がける。

湿害などの対策として暗きょなどの設置により地下水位を下げたり、土の表面の排水性を高めるために、ほ場の周囲やなかに排水溝を設け排水の向上をはかる。

また、播種前の耕うんでは、播種精度、出芽ぞろい、除草剤の効果安定のため、土が均一に細かくなるようにする。

2.播種

早まきすると過繁茂になり倒伏や収量・品質低下の原因となる。

ほ場の状態を見て適度の湿めりがある時に播種する。

播種時期

6月中旬~6月下旬

播種量

1aあたり0.4kg~0.5kg

栽植密度

条間70~80cm×株間20cm(1株2粒まきで深さ3cm程度)


3.施肥

大豆の根粒菌の働きより窒素が供給されるので、窒素は控えめにし、リン酸とカリを重点に施用する。

また、野菜跡などで肥料分が残っている場合は、無肥料とする。

施肥例(kg/a)

肥料名基肥追肥備考
大豆化成4 
リンスター303
炭酸苦土石灰(粒)10

4.雑草対策

播種直後に、除草剤を散布する。

また、生育中にイネ科雑草が発生した場合は、選択性除草剤を散布する。

大豆は、生育が進むと葉が地表面を覆い、雑草の抑制する効果があるので、播種1ヶ月間の雑草対策が重要である。

5.中耕・土寄せ

中耕・土寄せは、倒伏防止、排水対策、根の発達促進などがあり増収効果が高い。(図)

1回目

播種25~30日後(本葉3~4葉期ころ)子葉がかくれるまで行う。

2回目

1回目の15~20日後(本葉5~6葉期ころ)初生葉がかくれるまで行う。



6.収穫・調整

収穫期は、葉が落ちて、茎や莢が褐色に変色し、茎をゆすると莢がカラカラと音をたてるころである。刈り取り後は、島立て、架干しなどで乾燥する。

乾燥中に雨に多くあたるとつやがなくなったり、紫斑粒などが多くなるなど品質が低下するので、乾燥したら早めに脱穀する。

脱穀は子実水分が16~17%程度になってから行う。

被害粒、しわ粒などを除去し、15%まで仕上げ乾燥し、大豆用ふるいで選別する。

病害虫対策

紫斑病

子実に紫色の斑紋ができる。

開花期以降に雨が多い場合や収穫後の乾燥中にムレると発生しやすい。

薬剤散布する場合は、開花期~若莢期が適期である。

カメムシ類

着莢期~子実肥大期の被害が大きく、落莢、子実の変色、変形、奇形粒の原因となる。

薬剤防除は、着莢期(莢の若い時期)とその7~10日後の2回が基準となる。


協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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