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種苗選び

植物の栽培は、種をまいたり、苗を植えたりすることから始まる。栽培植物の増やしかたは、大きく二つに分けられる。

種子繁殖

一つは種をまいて増やす方法で、このような増やしかたを種子繁殖という。

種による繁殖は、直接ほ場にまく場合と、いったん床土にまいて、葉が数枚になるまで育てた苗をほ場に植える場合とがある。

栄養繁殖

もう一つはサツマイモのように茎や葉などの栄養体を土に挿して、幼植物を作り、これを苗として用いるか、または、ジャガイモのように直接ほ場に植えて繁殖させる方法である。

このようなふやしかたを栄養繁殖という。花木や果樹類のさし木、取り木、株分け、接ぎ木などもこれに相当する。


一般に、繁殖に用いる種と栄養体とをあわせて種苗とよぶ。

よい種苗のそなえるべき条件は、次のとおりである。

  • よい種子とは
    遺伝的に固定していること

    品種や系統が明らかで、種子をまいたら同じ性質のものが生えてくることが必要。

    自家採取の場合、長年、種を継いで栽培すると品種の特性が発揮されなくなるので、種子の更新を行う。

    発芽率、発芽勢がよいこと

    市販の種子はある一定期間を限って発芽率を保証しているが、古くなった種子や保存状態の悪い種子は発芽率が低下していく。

    また、種子の精選が悪いと発芽ぞろいが悪くなる場合がある。

    夾雑物(きょうざつぶつ)がないこと

    自家採取の場合、大きな種子ではあまり問題にならないが、細かい種子では種子以外に土やさやクズなどの雑物がまじり、種子と見分けがつかないことがある。

    また、異品種が混じると生育するまで判別できないことがある。

    病気や害虫におかされていないこと

    病気や害虫におかされた種子は発芽など生育が劣るばかりか、病気が種子伝染することも多いので、必ず健全な種子を利用する。

  • よい苗とは
    • 品種特有の遺伝的特性を備えていること。
    • 均一に生育していること。
    • 節間が詰まり、いきいきとして徒長していないこと。
    • 根がよく発達していること。
    • 病気や害虫におかされていないこと

協力:津山地域農業技術者連絡協議会
津山農業普及指導センター


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